黒船祭りパート3(歴史こぼれ話)

いそさん

2010年05月15日 18:20




 写真は黒船祭りに沸く町内の通りでのイベントです。
下田の温泉旅館、海辺のお宿「ホテルいそかぜ」のいそさんです。

 普段は人通りの少ない町中もご覧の通りの人出になります。
黒船祭りのメインの記念式典や海兵隊のカラーガードを先頭に自衛隊
警察隊、小学生の鼓笛隊などが続きます。
下田市長とアメリカ大使が乗ったオープンカーのパレードも名物になっています。

 歴史の本には出てきませんが、嘉永七年152年前、艦隊乗組員は
柿崎の浜辺に上陸しピクニックをしました。
付近の住人は雨戸を閉めその様子を見ていました、彼らは赤ワインを飲みました。

 それを見た人々はアメリカ人は、人の血を飲むと恐れたと古老の
昔話に聞きました、開国の始めにはいろんな事があったのでしょう。
 

 しかし、下田では欠乏所を作り日本で最初の市民レベルの交換所ができ
外国人との交流は下田の町から始まりました。

 下田での市民レベルの交流から長崎・函館でも許可が出ました。
下田が市民外交の発祥の地とも言われます。

関連記事