行楽の秋・・・爪木遊歩道あれこれ。
きのうは北海道の低気圧に吹く南西の風でした。
海岸は南風の時は海水は暖かく、東風の時は冷たい海水です。
下田の温泉旅館、海辺のお宿「ホテルいそかぜ」のいそさんです。
秋は味覚と行楽です、伊豆はなんと言っても伊勢海老祭りです。
当館では海老祭りと併せてカニ三昧企画も行っています。
さて、爪木崎遊歩道は須崎から爪木崎までゆっくり2時間のコースです。
江戸時代、伊能忠敬の伊豆七島の測量はこの遊歩道沿いの灯明場が基点になりました。
また、江戸時代の石切丁場跡が多く有ります。
伊豆石は稲取、伊東などからは安山岩の築城の石垣に使われた石が運ばれました。
須崎の石は柔らかい凝灰岩です、江戸時代は「かまど」「ながし」「側溝」など
セメントのない時代に利用されました。
明治時代になると政府の威信をかけ西洋建築にその柔らかさが利用されました。
写真は遊歩道沿いの風景ですが、船の後ろも石切り場跡です。
行楽の秋に須崎でのんびりハイキングでもしませんか・・・。
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