帆船時代の風の吹き方。
須崎と爪木崎だけに黒雲が懸かり、雨が降っています。
きのうもそうでしたが、須崎沖で西風と東風が押しあつているからです。
帆船時代の歌に、さがみゃ(相模湾は)ナライで石廊はにしよ(西風で)
あいの(間の)下田はだしのかぜ(帆船が出せる風)といわれました。
帆船時代、下田湾に停泊した船はこの出しの風で沖に出て
のぼりの京、大阪に下りの江戸に出発する事が出来るのでさかえました。
一方では、伊豆の下田に長居はおよし、縞の財布が軽くなると歌われました。
風待ちを下田湊で長くいると財布が軽くなると言われました。
それだけ、花街が多かったのでしょう。
今日朝散歩の時、空を見ましたら下の雲は東に流れ、上空の雲は西に
吹いていました。
朝の天気は下田の山側では雪でした、その後は須崎の上だけ雨で
柿崎や下田駅前などは日が差しています。
なんとも変なお天気ですが、帆船時代は役に立った天気でしょう。
明日から2日お休みしますのであしからず・・・。
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