2011年10月01日
郷土料理、「いけんだ煮みそ」の由来。

一段と涼しくなり、衣替えの季節になりました。
写真は当店自慢の郷土料理「いけんだ煮みそ」です。
ホテルではこれから寒くなるシーズンこの鍋をメーインに提供します。
由来を申しますと、元々漁師が食べていた「漁師鍋」でした。
冬の寒い日、須崎の漁師は爪木崎に歩いて伊勢海老網を取りに行きました。
昔のことですから一日がかりでした。
出かけるとき、手作りの味噌とにぎりめしを持ち爪木崎に行く途中の
畑でネギや菜っ葉を取りもって行きます。
爪木崎でエビ網に掛かったカニや磯魚を鍋に入れ朝食にしていました。
それを観光地化したので「いけんだ煮みそ」と銘打って売り出しました。
いけんだとは、爪木崎の字名です、爪木で食べていた漁師鍋です。
ホテルの先代が「いけんだ煮みそ」となずけ郷土料理としました。
手作りの味噌によって作られる独特の味に新鮮な魚やサザエ
新鮮な野菜がマッチした味覚は都会の皆様から喜ばれています。
是非一度ご賞味してください。
Posted by いそさん at 09:27│Comments(0)
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